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駅前町歯科診療所

はなしになってもよいはなし


”こなくてもよいのが一番よいんです” が、当歯科診療所のテーマなのですが、

その研究テーマの一つである無歯顎で生きる!という実例をご紹介。

歯なんかなくても楽勝ってな具合に、圧倒的に人生を謳歌しております。

上下無歯顎の御大。

元気に歩き、何でも食べ、よく喋る。英語だろうがなんだろうが話をし、そのはなし相手に御大が無歯顎であることを気づかせない。

歯科医師として、歯の存続に使命を燃やしてきた訳ですが、これぞ究極と唸らざるを得ず、潔く兜を脱ぐ次第でありました。

口腔周囲筋や、歯ぐきを鍛える必要性はあるものの、

この生き方も一つのモデルケースとしては確かに存在し、応援していきたいと思う次第でございます。

そういえば亡き祖母も、せんべいを歯ぐきでバリバリやってたなと。

食事のときは入れ歯外してたなと。

20年以上前にはなりますが、これを目撃した時にこのテーマに気づき、その後の歯科医師人生に、影響を及ぼすことになりました。

この様なケース、まだまだ沢山世間に存在していると思いますしね。

一つ一つヒアリングして、nを増やしていけたらなと。   

医療費の負担が財政を圧迫し続ける中で、我々歯科業界なんか、消費税以下の割合しか担っておりませんがそれでも無歯顎でも消化器官に負担をかけることなく、誤嚥することなく、笑って暮らせれば、それだけで幸せであり、それも社会貢献に繋がるってことです。

歯にお金かけなくてもいいんですよ。

諦めても良いんですよ。

と言いたかったので。

もちろん極端な例ではありますし、そんなの嫌だと思うのが当然ではありますから、今ある歯をどうか大切になさってください! 

    対極

歯がなくても豊かに生活

肉を食らい、酒を呑む。

S氏 齢70代後半           

                                                                                                                                                                                 当院の看板、標語


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