奥の部屋の歯科チェアユニットは、秋田時代に頂いてきたものを使っているので年代物なんですよね。
ただし中をのぞくと割とシンプル構造なので、かえって長く使えるんじゃないかという。
今時は、機械類壊れて修理出すと、新品買うより高くつくこと多いんじゃないでしょうか?
部品の取り扱いもすぐ終了しちゃいますしね。
もったいないなあと思います。
で、古いものを大事に使うのは良いのですが、医療となると感染の問題が隣り合わせなので、機器の中もきれいに掃除して、おそらく全くメンテナンスしていない他ユニットに比べるとかなり奇麗なんじゃないかと思うところまで、シートも張り替えて、チューブ交換までして使っている訳なのですが、どうしても替えがきかない部材もありまして。
なんか方法ないかなあと思っていたところ、ありました。
その名もDr.Nano。
製造元は、一般社団法人 新環境技術評議会というところ。
給水の入り口にかませると、それ以降の水は全てナノバブル水となるわけです。
このナノバブル水。ナノサイズまで微細化した気泡のことで、この気泡を水中に無数に存在させた状態の水で、浸透力の向上、汚れ剥離効果、洗浄作用などが確認されているみたいです。
水の配管にこびりついたバイオフィルムを取り除くには残留塩素の濃度をあげるか、高圧洗浄するかといったところですが、薬品濃度あげるのは嫌だし、高圧洗浄は、継ぎ目のところの破損や漏洩、作業コスト(手間)を考えると頻繁にはできない。
そこでこのナノバブル水を用いて、ユニットチューブ内に付着したバイオフィルムを浮き上がらせて剥離し、小水量で排出し除菌するという仕組みを導入し、数ヶ月経過を見ていました。
どうも外科処置後の結果に良好な変化をもたらしている模様。
メーカーのだしているデータが良いのはあたりまえとして(ここにはあえてお出ししませんが)、実証結果がよいのでこれありです。
昨年導入しましたが、岡山県下ではうちにしかないそうですよ。
テネモスに続き水にこだわり続けるという、この業界においてはまたしても変人ぶりを見せているようですが、えーっと?命の源ですよね。水って。。
歯科界のユニット洗浄は残留塩素濃度あげるのが一般的ですが、できれば過剰な塩素は飲みたくないからね。
当然自分で装着