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  • 駅前町歯科診療所

たまには審美でも語ろうか

Updated: Sep 2, 2022

巷でよく喧伝されている審美歯科治療。


そのコンセプトは、美容。何よりもまず見た目を美しく!ということなので、

個人的な好みでなんですが、こちらから治療をすすめることは、まあないのです。


痛くもないのにわざわざ削らなくてもいいんじゃない?ってスタンスなもので。。

(機能障害を起こしている場合は除く)


ただしそこが気になってコンプレックスで悩んでますってことなら話は別で。


歯を抜いてでも綺麗にして下さい!って懇願されれば勿論。

願いは叶えて差し上げたいなと!


僕は咬合再構成(形態回復)する上で、形態と機能の調和を基本概念と捉えているのですが、形の美しさは結果的に優秀な機能を司ることになります。

機能的な歯というのは、本来人間が持っている天然歯に近い形であることから、当然見た目にも美しいものであるという訳です。


いわゆる機能美というやつです。


ただこれって美容目的の審美歯科治療とは考え方としては全く別物なんですよね。

華やかで着飾ったフォーマルウェアが、機能的で快適かっていう例えで伝わりますかね?


ちょと不便だけど、見た目のために我慢してというのは、なんだか疲れちゃうんですよね。

楽を求めちゃってすみません。

だから、審美、美容に関しては多くは語らずってスタンスなんですよね。


だけどね。

ビシっとカッコよく!

決めるときは決めますよ!!

思いっきり自慢モードですみません苦笑。


下の写真。如何でしょうかね? 

セラミックスが一本だけ入ってます。

どれだか分かりますか?








正解はこちら!

治療前はこんなでした。


どの歯かわかりましたか?

真ん中右横の小さい歯です。

歯を動かしてスペース作って削ってセラミックス被せてます。


14、24EXT 下顎 3incisal


歯科治療にもセンスが必要ですよね。

たまたまうまくいっただけですけどね。


これなら審美歯科標榜している歯科医院と比べてみても遜色。。。

あーいやいや。

なんならえーじゃないか!?        



追:

こういうのって写真みれば見るほど、あーって思いが出てきます。

探求って永遠ですね。

もっと上手くなるしかないので、精進します。

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